根強い人気のあるWebブラウザOperaの開発元が提供していたコミュニティサービス「My Opera」が 2014/3/1に終了した。Operaブラウザ愛好者たちが集うコミュニティで、ブログを作成できたので気に入っていた。一時期積極的に参加しブログにも投稿し、Operaの機能や使い方を学んだときにメンバーに助けてもらった。Operaはフィンランド製で、その北欧的なすっきりしたデザインと使い方が簡単なこと、ブラウザ+メール+ブログを使えること、そしてなによりもIEより数倍速かったことで、私も愛好者のひとりになった経緯がある。

その後、FirefoxやChromeを多用するようになって、Operaブラウザの使用頻度が少なくなり、制作したWebサイトのブラウザ互換テストにしか使わなくなった。結果的にMy Operaも使うことが少なくなっていった。

半年振りにアクセスしたら「3月に終了しました」ということだった。過去ログをバックアップする機会を逃してしまって残念だ。My Opera終了に伴って、Opera創始者によるVivaldi.netが後継サービスとして開始され、多くのMy Operaユーザあはそちらへ移行した。事前に知る機会がなかったので移行できなかった。My Operaアカウントではログインできず、新規に登録する必要がある。

VivaldiもSNSの一種だが、Facebookとちがって伝統的なForums, Blog, Mail, Groups, Photos, Chatを個別かつ一貫して使える。FacebookにはPage、Notes、Messenger、Chatといった類似の機能はあるが、伝統的なサービスを使ってきたユーザには使いにくい。ForumsはGroup Pageで代用できるが、Blogサービスはない。※タイムラインとかストリームと呼ぶものがBlog代替になっているが、自分好みのデザインにはできないし、テーマ別に表示することもできない。

Google+も買収を重ねて追加してきたサービスが何百種にもなり、それらを統合してシームレスに使えるようにしようとしているが未だに既存サービス(Picasa、Gmail Drive、Groups、Docsなど)との折り合いにほころびがあり使いにくくなった。Facebook同様にBlogはない。SNS草分けのひとつだったOrkutはG+に統合されずに9月にはサービス終了となる。

Vivaldiは、そうした他社のやり方を研究し、新規に設計したSNSである。良いものであっても、一般ユーザに受け入れられ普及するとは限らないのがこの世界の悲しさであろう。サポート言語は、英語、フランス語、ドイツ語、トルコ語、ロシア語、スペイン語の6ヶ国語だけなので、対象ユーザが限定されてしまう。創始者はそれでいいと思っているのだろう。中国語をサポートして漢字だらけのSNSにはしたくないのかもしれない。Orkutはブラジルとインドで人気で、LiveJournalはロシア、ハンガリーなど東欧諸国のユーザが多いが、そうした地域性のあるSNSがあってもいいはずだ。

日本国内に閉じたSNSも数多くあったが、Twitter、Facebook、Google+の波に押しつぶされてしまったようで残念だ。数年前に多くのサービスが閉鎖に追い込まれた。Yahoo!Japan、NTT goo、Biglobe Webryなどは閉鎖され、mixiユーザ数も減少の一途をたどってきた。私が使った中でいまも健在なのはシニア世代(40歳以上)を対象にしたSlownetや趣味人倶楽部くらいだろうか?

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