100分で名著

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武士道

001 正義・日本人の美徳

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002 名誉・責任の取り方

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003 忍耐・謎の微笑み

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004 その光と影

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真理の言葉

001 生きることは苦しみ

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人間には二つの苦しみがある。齢をとる、病気になるといった避けがたい苦しみと自分の心が生み出す苦しみだ。

002 うらみから離れる

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二つ目の苦しみを生み出す代表が「うらみ」である。うらみから離れるためにはどうしたらよいのか?続き

003 執着を捨てる

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004 世界は空なり

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心のありようで見える世界は違う。網膜に見えているものと脳が認識しているものは違う。補足

 
 

「うらみは、うらみを捨てることでしか消えない」

「うらみを抱く人たちの中で、私はうらみを抱くことなく、安楽に生きよう」

そのためにはうらみを起こさない状況に自分の環境を整えていく。うらみ、執着などの煩悩(汚れ)の極みが”無明”である。

無明とは、自分勝手に解釈して、真実を正しく見ることができないこと。それが煩悩の大本だ。

源氏物語

001 光源氏の悩み

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恋愛と政治が絡み合った物語。1008年頃。最初は文学仲間の女の子たちの間で読みあっていた。江戸時代の写本54冊が現存する。

002 あきらめる女

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003 男の体面

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004 夢を見られない若者たち

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舞台を宇治に移して展開する源氏の末裔たちの物語。そこには今と同じように悩み、苦しみ、もがきながら生きる若者の姿がある。

 

カフカ「変身」

001 しがらみから逃がれたい

しがらみから逃れ引きこもりたいという願望がある一方で、人とつながっていたいという複雑な思いもある。

002 前に進む勇気が出ない

虫であることに慣れ、楽しむようになる。自由だが孤独でもある。

003 居場所がない

家族は働き忙しくなり、虫を見放していく。虫の居場所は無くなり、独り死んでいく。いまを生きる若者たちに居場所はあるのか?

004 弱さが教えてくれること

家族から疎外され、主人公は虫の姿のまま死んでいく。悲しい結末を迎えるこの物語は、人の心に潜む残酷な感情に気づかせてくれる。

 

パスカル「パンセ」

001 人生は選択の連続だ!

選択の自由が苦悩を生む

002 自己愛の秘密

003 考えることは尊厳

004 考える葦

人間の理性には限界がある

 

パスカル(1623-1662)のパンセ(pansee)は全部で924の断章からなる。長くて数ページ、短いのは一行。どこから読んでもよい。世の中によく知られた言葉に「人間は考える葦」、「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら世界の歴史は変わっていただろう」などがある。

理系の人間にとっては数学者・物理学者としてのパスカルになじみがあるだろう。パスカルの定理(円に内接する正六角形の対辺を延長した交差点は一直線上にある)、パスカルの原理(圧力の大きさは面積に比例するという流体静力学の基本原理)は中学校で習った。

パスカルの観察の対象が科学から人間へと変わったきっかけは父親の死だった。絶対的な存在だった父との死別で、人生の意味について深く考えるようになった。「人間とは何か?」パスカルは科学で培った冷徹な視線で心の奥底を見つめていった。人間を分析することは自分を分析すること!自分の心に容赦なく切り込んでいった。

偶然と環境が職業を決める!

「一生のうちでいちばん大事なのは、どんな職業を選ぶか?これに尽きる。ところが、それは偶然によって左右される。習慣が、石工を、兵士を、屋根葺き職人をつくるのだ。」(断章97)

職業はあらゆる選択肢の中から選ぶのではなくて、置かれた状況、環境によって決められてしまう面が強い。偶然と環境が職業を決める。

「人は、屋根葺き職人だろうとなんだろうと、生まれつきあらゆる職業に向いている。向いていないのは、部屋の中にじっとしていることだけだ。」(断章197)

忙しく働いていれば自然に職業になじんでくる。向いているかどうか考えるということは忙しくないこと。

「我々の本性は、運動のうちにある。完全な静止は、死である。」(断章129)

選択の自由が苦悩を生む

「私たちがどんな状態にいても、自然は私たちを不幸にするものである。私たちの願望が、幸福な状態というものを、私たちの心に描き出して見せるからだ。」(断章109)

上のある社会では自我パイの分け方は決まってくる。上がなければ独り占めでき、自我の使い道も自由である。しかし豊かになればなるほど選択肢が増え続け、そこに悩みが生れる。選択できる自由こそが不幸の原因だとパスカルは見抜いていた。選択する苦悩が、自由を与えられた人間の究極の悩みである。

 

金融危機、地球温暖化、環境破壊、原発事故…現代文明の脆さが明らかになっている時代、「人間の理性には限界がある。決して驕ってはならない。」と語ったパスカルの言葉には噛みしめる価値がある。現代文明はデカルト思想に基づいて築き上げられてきた。しかし科学は万能ではないという事実を突きつけられているいま、物事は理詰めだけではなく偶然によっても左右され、ときには直感を信じる、未完成の状態で考え続けることが重要だと主張したパスカルに学ぶことが多い。

「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でもっとも弱いもののひとつである。しかし、それは考える葦なのだ。人間を押しつぶすためには、全宇宙が武装する必要はない。一滴の水でさえ人間を殺すに足りる。しかし、たとえ宇宙が人間を押しつぶしたとしても、人間は宇宙よりも気高いといえる。なぜなら、人間は自分が死ぬことを、宇宙のほうが自分よりはるかに優位であることを知っているからだ。宇宙は、こうしたことを何も知らない。だから、渡井たちの尊厳は、すべてこれ、考えることの中にある。私たちは、考えるというところから立ち上がらなければならないのだ。ゆえに、よく考えるよう努力しよう。ここに道徳の真理があるのだ。」( パンセ断章347)

夜と霧

001 絶望の中で見つけた希望

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002 どんな人生にも意味がある

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人生から問いかけられている

003 運命と向き合って生きる

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004 苦悩の先にこそ光がある

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何かのため誰かのために悩む

 

苦悩することは人間の尊厳

「人間は 目的意識を持てば 単に愛したり 楽しむだけでなく
誰かのために何かのために苦しむこともできるのです」

「苦悩と そして死があってこそ 人間という存在は はじめて完全なものになるのだ」

「自分探し」で悩むのは自己愛であり、フランクルのいう悩みとは違う。自分の悩みではなく、人生が求めている何かのため、誰かのために苦悩すること、それが人間の本性であり、人間として崇高なことである。苦悩から逃れるのではなく、苦悩と向き合うことが必要だ。

60年代からの市場経済社会のなかでは勝つか負けるか、成功か失敗かが問われてきた。しかし、成功にも失敗にも意味がある。人生の絶望と意味を考えることを現代人は忘れてしまい、市場経済も行き詰った。サンデル教授も自由主義市場経済の意味を問い直すことが求められていると指摘していた。

豊かさゆえの苦悩

経済的な豊かさを追い求めてきた現代社会。そこに豊かさゆえの苦悩が生れることをフランクルは指摘している。

「"意味"の喪失感が増え、とくに若者の間に広がっている。それには空虚感(feeling of emptiness)を伴うことがよくある。昔のように、もはや伝統的な価値観が何をすべきかを教えてはくれない。今や、人々は基本的に何をしたいのかさえも分からなくなっている。」1972年トロントでの講演より

豊かに便利になっても、生きる意味は見えない。逆に見えにくくなっている。何を信じ、どう行動したらいいのか、それは個人が決めること。その自由が与えられたから。昔の伝統的価値、宗教的価値、村社会の掟や長老から開放されて、現代人は自由になった。自由になったから、すべて自分で決断しなければいけない。誰も教え導いてくれない。

「ストレスが足りない! プレッシャーが足りない! 緊張感がない!」それが現代人の大きな問題だとフランクルは言う。本来こうありたいという自分との葛藤で苦しみこと、これを実存的緊張という。これがないと免疫力が鍛えられなくなって、ちょっとストレスがあると精神的にポキッッと折れてしまう。そういう時代になりつつあるということはフランクルは1960年代に言っている。

欲望を極大化する社会

今の我々は欲望を満たすことが幸せで、欲望を極大化しようとしている。そうゲストの姜尚中(カンサンジュ)さんが指摘している。テレビでもネットでも見たいものだけを見るようになっており、それが閉塞感につながっている。見たくないものから目を背けないことが、フランクルの言う"悩む"ことにつながる。

過去は"宝物"になる

フランクルは人生を砂時計にたとえて説明した。未来は現在を通過して過去になる。多くの人は年をとると未来が残り少なくなったと嘆くが、フランクルをそれを否定する。

苦悩から逃げずに生き抜いたとき、過去はその人の人生を豊かにするかけがえのない財産になると彼は語り続けた。

「体験したすべてのこと 愛したすべてのもの 成し遂げたすべてのこと そして味わったすべての苦しみ これらはすべて忘れ去ることはできないことです。過去となったものはすべて気にしないというのは間違っています。"過去"というのはすべてのことを永遠にしまってくれる いわば"金庫"のようなものです。思い出を永遠に保管してくれる金庫なのです。」

過去は過ぎ去っていくものではなく蓄積されていくものだ。アウシュビッツの悲劇と絶望を目の当たりにした彼の語る言葉は重い。普通の人間は「今が大事」という。しかし彼のように過去が大事だと言い切れる人は少ない。収容所の地獄で体験したこと考えたことを永遠に忘れず、それと向かい続けることが大事だという彼の人生哲学だろう。我々凡人が「今が大事」というのも、とくに日本人の「禅の精神」も大切だが、それは今が未来を作り、その未来が今を通して過去になる、その過去が大事だということだろう。

「生きられなかった時間は永遠に失われてしまうけれど、生き抜かれた時間は時間の座標軸に永遠に刻まれ続ける。」

人間は人生から問いかけられている…

「どんなに人生に絶望しようとも 人生があなたに絶望することは決してない
何かや誰かのためにできることがきっとある」

「それでも人生にイエスと言う」
"...trotzdem ja zum Leben sagen" (強制収容所で歌われた歌詞の一節)

かもめ

001 たくさんの恋

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002 すれちがい

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003 自分を探して

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004 人生は悲劇か喜劇か

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方丈記

001 第一回 録画なし

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002 負け組 長明の人生

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003 捨ててつかんだ幸せ

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004 人生は悲劇か喜劇か

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相対性理論

001 光の謎を解き明かせ

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002 時間と空間は縮む

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003 驚きのエネルギー革命

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004 ゆがんだ宇宙

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般若心経

001 最強の262文字

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002 世界は空である

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003 無が教えるやさしさ

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004 見えない力を信じる

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星の王子様

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岩窟王

001 面白さの秘密

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こころ

001 自由・独立・己が生む孤独

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002 先生という生き方

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003 自分の城が崩れる時

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004 あなたは真面目ですか?

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老子

001 「道」に従って生きよ

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002 水のように生きよ

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003 人を生かす知恵

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004 満ち足りた人生

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その他

001 徒然草

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002 落語でブッダ

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003 法華経[282MB]!!!

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