日本バス友の会

001.jpg全国に約500名の会員を持つバスファンのための支援団体がある。昨夜のテレビ朝日「夏目記念日」で取り上げていた。日本で最初のバス運行日9月20日は「バスの日」である。

日本のバス会社の数は4000社以上。バスの起源は馬車だった。17世紀フランス、Blaise Pascalが乗り合いの馬車屋(Omnibusと言った)を創業。これが世界の公共バスの始まりといわれている。BusはOmnibusが原語。

日本のバスの歴史
日本ではじめて許可を得たバスが走ったのは京都。初走行の日、1903年9月20日を記念して9月20日がバスの日となった。東京でバスの運行が開始されたのは1913年。京王が鉄道の補助機関として新宿~笹塚などで営業を開始した。今年は東京のバス開業100周年に当る。

バスの運行は、地方が先行した。東京では路面電車が先に普及しバス運行は遅れた。しかし関東大震災で路面電車が大打撃を受け、バスが導入された。明治時代に走っていた馬車、"円太郎馬車"に似ていたので"円太郎バス"と呼ばれた。わずか11人乗りだったにもかかわらず一日およそ7500人が利用し、バス普及のきっかけを作った。

その後、頭が突き出たボンネットバスや電線(架線)から電力を得て走るトロリーバスが普及。そしてバス・ガールという職業が若い女性の人気になった。ワンマンバスが走るようになったのは昭和30年代以降のことである。最後のトロリーバスは横浜で、昭和47年3月31日に廃止された。

自家用バスの所有
2002年に"自家用乗り合い自動車の登録基準"が簡略化され、バスの所有者が増えた。ヤフオク!でも購入できる。バス後部の座席を取り外し就寝スペースなどに改造し、"バスと一緒に夜も過ごしたい"という希望をかなえた人がいる。バスの名前は"キャサリン号"。

"撮りバス"オタク?
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鉄道写真を撮るのが趣味の人がいて、"撮り鉄"といっていた。"撮りバス"という言い方はしないが、40年以上もバスの写真を撮り続けている人がいる。乗り物好きの人は、鉄道も航空機も船舶もバスも左斜め前から撮るのが多い。

渾身の一枚を撮るために早朝から夕方まで。地方のバスは一日数本なので、走るバスを撮れる機会は少ない。時間と場所を決めてひたすら待つ。高知県四万十川の欄干やガードレールのない橋を渡るバスの写真がベストショット。川の流れも一緒に撮るために水着で川に入って待ち構えた。急流に足をとられて流されたが必死にカメラを守った。次のバスが来るのを数時間待って、やっとの思いで橋のバスを撮った。それだけに万感の思いがある一枚だという。

路線バスオタク
地元のバスに毎日3~5台乗るという人がいる。かならず車両番号、ナンバープレート、形式、運転手の名前をメモする。つねに最前列左の席に座り、対向バスを眺め運転手さんと言葉を交わしバス情報を聞くのが楽しみだという。地方では乗降客数が減る傾向で、廃止となる路線も多い。微々たるものだが、協力できるところは協力してバス路線の活性化ができたらいいなという思いから乗っているという。