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天満~造幣局~大阪城をぶらりと歩いた。 GPS実測距離10.03km(間引き後7.93km)、総歩数17,432歩、経過時間9時間10分(OAP桜広場1時間、造幣局見学2時間、藤田邸跡1時間、大阪城公園3時間など)

天満駅と桜宮駅の間に大川が流れている。ここに架かる源八橋から見る大阪城の夜景を眺めるスポットになっている~というのは朝になってから知った。どこに行くという目的もないが、とりあえず川べりを目指して歩き始めた。源八橋が近くに見えた。残念ながら大阪城は遠く南方に位置するため逆光で霞んで見える。川辺に遊歩道が続いていた。桜並木になっている。対岸の桜宮側の川べりも桜の帯に覆われている。桜はまだ先だと思っていたらもう満開なのに驚いた。

帝国ホテルとOAPプラザ

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川沿いの桜並木を南へ歩いた。例によって行く当てもないぶらり散歩だった。桜はソメイヨシノ中心で、2kmは続いていると思われる両岸の遊歩道は白い帯で覆われていた。数分歩いたところに帝国ホテル大阪の裏口があり、近くに「コウヨウ」という品種の紅桜が一本、咲き誇るように咲いていた。これまで見たこともないような色合いで木の姿も美しかった。

一帯はOAPプラザといって階段のある半円形の広場になっている。大道芸人がきて観客を楽しませている。川べりの遊歩道のそこかしこにもベンチが置いてあって、暖かい春の日差しを浴びて弁当を食べている。施設は近代的でアメリカと同じ風景になったが、唯一ちがうのは満開の桜をいたるところで見れることだ。

目の前に遊覧船の乗り場があった。日本人は少なく、観光客の多くが外国人で、そのほとんどがアジア系の人々である。川を隔てて、遠くに大阪城天守閣が見えた。案内板の地図を見ると、造幣局が近い。歩くことにした。

造幣博物館見学

造幣局といえば「通り抜けの桜」である。学生時代に行ったきりで、記憶はおぼろげだ。道行く人に聞くと、「通り抜けは例年20日くらいですが今年は早いようですよ」という。それは国道1号線に面していた。

造幣博物館を無料で見学できる。門を入ると警備員が二人いて、博物館は左手だと案内してくれた。少し高台にあり、川沿いの遊歩道の桜を一望できた。

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通り抜けのときに開放される園内の桜は一分咲きにもなっていなかったが、一本のソメイヨシノと枝垂桜が満開だった。園内を通りかかった職員の人に聞くと、131種、350本あり、そのほとんどが八重桜だそうだ。

品種名が書いてある。馬路、幸福、御車返、紅豊などだ。「桜博物館」だともいえる。今年の通り抜けは、4月11日~17日である。夜は9時まで開いており、勤め帰りの人々でいっぱいになるそうである。

通り抜けの庭園の南端右側に造幣博物館があった。2階と3階が展示室になっている。見学者は数組いるだけで静かだった。造幣の歴史を紹介する映画が始まった。約15分くらいだったが、非常に分かりやすい映画で、これまで知らなかった貨幣や造幣の歴史、造幣技術、苦労話などを学ぶことができた。

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  • 大阪の造幣局が本局で、東京ほかの造幣局は支局。
  • お雇い外国人が中心になって建造した。トップ(首長)キンドルの月給は1045円!総理大臣の800円より多い。当時の1円は現在の10万円というから庶民にとっては途方もない大金だ。
  • 造幣のために必要な機械・化学・ガス・薬品・コークスも自給自足し、英語や工学の基礎知識を身につけるための学校(日進学社)も構内にあった。

映画が終わって展示物を見学していると、小学生のグループがやってきた。社会見学だ。私の知識は小学生と同じだ。コインを入れると重さ、大きさを計測し種類を当ててくれる機械があった。小学生と一緒に楽しんだ。

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造幣局と泉布観(重要文化財)のある小さな公園で2時間ほど費やした後、国道1号線の橋を渡った。そこに毛馬桜ノ宮公園がある。その隣は一帯は、子供立ち入り禁止のホテル街のようなので避けて、川沿いの遊歩道を南へ向かった。こちらの公園も桜だらけだった。緑の草の上に寝そべるカップルがいた。女の子は気づかずにはしたない姿を見せている。盗み撮りのように写真を撮った私もはしたないが、これも日本の平和な風景のひとつだ。

藤田邸跡

桜並木を通り過ぎると「藤田邸跡公園」の案内があった。門を入ると、視界が開けきれいな庭園が広がっていた。背景に見覚えのあるビジネスパークの高層ビルが見えた。庭園に覚えがあった。3年前に大阪城公園を徘徊したときに偶然見つけたところだ。反対側の入り口から入ったのでちょっと光景がちがった。品種は知らないが色とりどりの桜、あるいは桃の花が満開で、見ごたえのある風景だった。広がりを写し撮るためにパノラマ写真を数枚撮った。

藤田邸跡とは、明治の実業家で関西経済界の重鎮であった藤田伝三郎(1841-1912)男爵の屋敷があったところである。江戸時代は、近松門左衛門の『心中天網島』で小春・治兵衛が心中した場所(大長寺)としても知られている。

大阪城公園

藤田邸跡からさらに南へ20分ほど歩き、遊歩道が尽きたところで左手に行くと川崎地蔵尊がある。京阪本線のガード下をくぐってまっすぐ行くと高架橋がある。これを上ると前方に大阪城天守閣が見えた。外堀を越えると天守閣が間近に見える。大阪城公園の中でも、そこかしこに桜が咲いていた。

内堀沿いにしばらく歩き、北門から本丸に入った。右手に淀君の墓がある。天守閣はすぐそこだ。天守閣入り口がある本丸広場についたとき、時刻は5時を過ぎていた。造幣博物館で映画を見た15分ほど座っただけで、あとはリュックを背負って、7時間ほどうろついていたことになる。昼食もとっていなかったが不思議と空腹感はないが、さすがに足の疲れを感じた。

広場には思いのほかたくさんの観光客がいた。外国人とカップルの姿が目立った。人ごみを避けて、右手へ100mほど行ったところの高台で腰を下ろした。眼下に大阪城西の丸庭園が見え、たくさんの桜に覆われていた。その西方に大阪府庁や警察本部の建物が見える。

夕暮れが迫ってきた。陽が沈むのを見ながら静かな時間を過ごす。近くにはカップルが数組いるだけだ。ここは格好のデートスポットなのだと気づいた。私はお邪魔虫のようだ。陽が沈みしばらくすると桜並木に小さな灯が点々とともった。大阪市街地の夜景が広がった。右手にはライトアップされた天守閣が威風堂々とそびえる。はじめて眺める光景だった。

こんな夜景を見ると、写真を撮るのにやはり一眼レフが欲しくなる。コンデジの電池が切れ、スマホでしか撮れなかったのが残念だが、それなりのパノラマ写真がとれた。ノートパソコンやスマホで見る限りは良しとしよう。

日が暮れると寒くなってきた。時刻は7時になった。ここから大阪城公園駅まで約30分だ。勤め帰りの人たちなのだろうか、天守閣に向かう人たちがいた。駅への方角を聞くと、「いま人身事故があって、復旧は8時半ころになるとアナウンスがありました」と教えてくれた。あと1時間だ。噴水広場で休憩し、屋台で買った暖かい太鼓焼きがおいしかった。

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造幣局

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藤田邸跡

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大阪城公園

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